骨キャラメルの脚のトラブル骨

2004年1月4日キャラメルが急に左足を地面につかず、片足だけで歩くようになりました。
捻挫だろうと軽く見ていたのですが、”レッグペルテス”という小型犬の成長期に多い病気だそうです。
判ったらすぐに手術すれば犬にあまり負担が掛からなかったのですが、見過ごしてしまい発見から3週間も
経っての手術でした。その為、片足で歩くのに慣れてしまい、手術後もなかなか両足歩行に戻れません。
訓練士の方からは、急な坂を登らせ、後ろ足を使わせるように、とのアドバイスを頂き、今リハビリ中です。
骨ライン1
《 レッグペルテス 》
小型犬の成長期に多い病気で、
大腿骨頭の血行不良により壊死をおこし、形がいびつとなっていく病気です。
 通常よりも内股に見え、
股関節の疼痛、突発性跛行、捻髪音がみられます。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行していきます。 診断は触診とレントゲンで行います。
痛みを取るためには手術をして、大腿骨頭を取り除きます。骨頭を取り除くと痛みが無くなり、
楽に過ごせるようになります。跡は偽関節で覆われます。また発症するのはほとんど小型犬ですので、
機能的にも問題なく過ごせることが多いようです。

手術前のレントゲン写真 右の関節部分の骨の頭の形が変です。 手術後のレントゲン写真 右の関節部分の骨の頭の部分を切り取りました。
切除した骨頭です 手術のショックでガックリのキャラメル
手術は一時間くらいで終わり、麻酔から覚めた後も、見るのも可哀相なくらい、ガックリと肩を落としていました。
麻酔から覚めて首の回りにカラーが有ったのに気づいたときは、パニックになってカラーをかきむしっていたそうです。
外して貰い落ち着いたとのことでした。うちに帰ってからカラーが無くてもキズを気にしなかったので、
抜糸までファイテンの首輪で過ごしました。今はまだ片足ですが元気で姉さん達と遊んでいます・

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