チャチャの停留睾丸
2000年12月、チャチャを「去勢」の手術のため動物病院に連れて行った時の事、
当日は朝から病院へ預ける為一度はチャチャを置いて帰ってきたのですが、
すぐに病院から 連絡が有り「チャチャは、停留睾丸だった事が判りすぐには手術ができないので
迎えに来て下さい。」 との事。全く予想もしない事態に本当にビックリ! 3歳の今まで全
く気づきませんでした。何でもっと早くに気がついてあげられなかったのかと とても後悔しました。
先生のお話では「普通停留睾丸だと生殖機能は働いていないのでこのままにして置く事が 多いらしいです。
でも、ひとまず検査をしてから考えましょう。」との事で、すぐに検査をしていただきました。
検査の結果は、男の子のホルモンは正常で睾丸が降りてきていないだけの状態だそうです。
これを放って置くと、「がん」になる確率が正常の子より高いそうで、女の子の避妊手術並の
大きな手術になるけど、やっておいた方が良いでしょう。というお話でした。
それじゃあ、ガンになってからよりは若い今の内の方が良いだろうと思い手術をお願いしました。
この停留睾丸(停留精巣)は犬にはよく起こる事だそうです。 精巣腫瘍は、停留睾丸の犬に
発生する事が多いそうです。 犬の精巣は、胎児の時には腎臓の後ろあたりに有り、
出産が近づくにつれて下に降りてきて、 生後1ヶ月くらいで陰嚢内に入ります。ところが、
陰嚢内に降りてくる途中で、精巣が止まってしまう事が あります。これが停留睾丸です。
精巣腫瘍は、精巣の細胞が異常に増殖してしまう病気です。増殖した細胞の種類によって、専門的には、
精上皮腫、セルトリ細胞腫、間質細胞腫に分類されています。 腫瘍というと「がん」を連想しますが、
この病気は良性のケースが多い為すぐに生命にかかわる というものでは無いそうです。