チャチャの鼻血

2003年4月また、チャチャに災難が。
散歩中に突然鼻血が!犬の鼻血は、良いことは何一つ無いのです。
壁に凄い勢いでぶつけても全く平気なのに、散歩で歩いていているだけで出るはずが有りません。
その時は鼻に何か入って、粘膜を傷つけた可能性も有るので、
様子を見て次に出たときに処置をしましょうと言うことになりました。
(本当はこの時に、レントゲンを撮っておけば良かったんですが。)
やっぱり一週間あとにまた出ました。すぐにレントゲンを取りに行きました。結果は、
写真の様りに大きな影が!腫瘍か細菌が入ったか、二通りの可能性があるとのことです。
今回は幸い歯茎の間から細菌が入って、歯の付け根で繁殖した様です。
写真の黒丸で囲んだ場所です。12キロくらいのコーギーの顔の中で、
50円玉2個分はとても大きな物です。
それが鼻の中の血管を圧迫して、鼻血が出たとのことです。
その時、口の中を見ても見た目は変わらないので、外観で判断出来ないのだそうです。
抗生剤を十日続けて飲んだあとにレントゲンを撮ったら、きれいに直っていました。
これでも、原因が細菌が入った方なので、まだ軽い方でした。
鼻の中に腫瘍が出来た方が原因でしたら、もっと酷いことになっていました。
腫瘍を切り取る手術をするのですが、鼻の周りは生命に関わる場所なので、
余裕を見て大きく切り取ることが出来ません。それで、再発の可能性がよくあるらしいです。
(ちなみに、下あごは生命に関わる割合が小さい場所なので、何かあっても大きく切り取ることができ、
上あごは頭に近かったり、生命に関わる割合が大きい場所なので、大きく切り取れないようです。)
放射線治療を、一週間に一回しなくてはならない場合もあるようです。
当然全身麻酔です。体への負担も大きいです。
チャチャは二ヶ月くらいあとに、レントゲンを撮って、また同じような結果になっていたら、
今度はそのもとになった歯を抜かなくてはいけないようです。
良くなっていても、当分半年ごとにレントゲンを撮って、様子を見るようにする予定です。
鼻血が出たときの撮影 薬を飲んだ後の撮影
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